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LCCについてAなぜ安いのか?

■LCCはなぜ安いのか?
「LCC」の料金が低価格であることに対して不安を覚える人もいるかもしれません。それには合理的な理由があります。

【1】使用機種の統一
「レガシー・キャリア」がさまざまな種類の航空機を使用しているのに対して、「LCC」では、1種類に統一することが多い。航空機の免許は機種ごとに必要なので、機種を統一すれば、パイロットの教育にかける費用を抑えることができる。メンテナンスを行う整備士も同様。また、部品等の在庫も1機種用に統一できるので、その面でのコストも抑えることができます。

【2】座席数を多くする
同じ機種であっても座席数を増やせば、一度のフライトでより多くの乗客を運ぶことができます。つまり、その分ひとり当たりのコストを下げることができますが、それだけ座席は窮屈になります。

【3】機内設備を簡素にする
同じ機種であってもそれを運航するエアラインによって機内設備は大きく異なります。

上記のように座席数を多くするとともに、各シートのグレードを下げ、座席モニターやエンタメ機器を導入しなければ、初期投資やメンテナンス費を抑えることができます。

【4】無料サービスの廃止や縮小
「レガシー・キャリア」ではサーブされる無料の「機内食」。しかし、これには多くのコストがかかっています。食事自体の原価はもちろん、短時間に乗客全員に食事を配膳しなければならないので多くの客室乗務員も必要です。一方、「機内食」を有料にすれば食事の原価が回収できるとともに食事をする乗客の数がかなり限定されるため、客室乗務員の人数を減らすこともできます。また、「毛布」や「枕」の貸し出しを有料にすれば、利用者が限られるため、事前に準備する個数を抑えることができるし、それら備品の寿命も長くなり、結果としてかなりのコストダウンが可能。 さらに、チェックイン時に預ける「受託手荷物」についても、大抵「レガシー・キャリア」よりも厳しい条件を設けて課金しています。規定の重さ以上の荷物に課金すれば、それが収入にもなる。また、乗客自体が持参する荷物を多少でも少なく抑えようとするため、燃料費の節約にも繋がるのです。

【5】駐機時間の短縮
航空機は、ある空港まで乗客を運ぶと復路では乗客を乗せて帰ってくるのが普通。しかし帰りの便が出発するまでの間、空港に長時間留まればその分乗客を運べないことになります。1機の飛行機の運用効率を高めることは、航空会社にとっては利益が高まることになるのです。駐機時間を抑えるために、到着後短時間で復路の離陸をするということになります。

「LCC」の運航スケジュールを見ると、到着から次の離陸までの時間が「レガシー・キャリア」よりも短く設定されているのが分かります。遅延が生じなければ問題はないが、たとえば早朝便が遅れるとそれ以降の便すべてがドミノ式に遅れる、といったケースも有り得ます。「LCC」のフライト時間に遅延が生じやすいのは、このためです。

【6】ネット予約を中心に
「レガシー・キャリア」はチケット販売や顧客サービスのため、大都市や空港に多くの支店や窓口を設けています。それらを運営するための事務所費や人件費は莫大なもの。「LCC」は、このような支店や窓口を最小限にしてチケット販売はネット予約や電話を中心に行っています。
また、旅行会社を通さないのでそこに支払う販売手数料も節約できます。

【7】人気の空港を避ける
一般的に、都心に近い便利な空港は少し離れた地点にある第二空港に比べると空港着陸料が高く設定されています。そのため「LCC」は利便性を犠牲にして、第二空港を利用することがあります。例えば、日本の場合。成田空港や羽田空港の代わりに茨城空港を利用すれば、着陸料が3割ほど節約できます。この差額がフライト料金に反映されるわけです。

【8】採算の合う路線だけ
「レガシー・キャリア」は、自社運航ネットワーク拡充のため大きな黒字が見込めない路線を運航している場合があります。採算の高くない路線を抱えたエアラインは、他の路線の価格を上げなければトータルで黒字にならないため、単純に「人気路線を安くする」という方法を取りにくい。「LCC」の場合、そのような縛りはないのでいつも満席になるような人気路線だけを運航すれば良い仕組み。

以上のように、「LCCが安い理由」を8つに絞って解説しましたが、細かいポイントを挙げればまだまだ多くのコストカットの工夫がされています。「LCC」が「レガシー・キャリア」に比べて驚くような低価格が実現できるのは、このようなコストカットを積み重ねた努力の賜物でもあるのです。



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はじめまして。エビです。 留学も海外生活経験もないのにアメリカ人と結婚。 それにより夫の出身地・サンフランシスコが第二の故郷に! 行ってみるとなんとも素敵でとっても魅力的な街、サンフランシスコ。 いつの間にか子連れ旅行になりましたが、 日本人的目線で毎回おもしろい&ステキなモノやコトなど 楽しく綴っていきたいと思います♪
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